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InDesign、Illustrator、Acrobatそれぞれの分版プレビュー方法


 印刷データを作る上で、「データの色の仕様があっているか」「スミノセは設定できているか」をきちんと調べてから入稿する必要があります。DTPに使う各アプリケーション別に、分版プレビューの方法をまとめます。

 「版の数だけ調べる」といったシンプルなチェックであればIllustratorのみでも大丈夫ですが、インキ総量や各版の濃度など、詳細な確認をしたい場合は、どうしてもInDesignまたはAcrobatが必要になってきます。

1.InDesign

 InDesignでは[分版プレビュー]パネルを使います。

パネルを表示していない場合は、メニューバーの[ウィンドウ]→[出力]→[分版プレビュー]を選択して表示。

パネルを表示

 通常は[分版]パネルの[表示]のプルダウンメニューが[オフ]になっているので、[色分解]に切り替えて分版プレビューをオンに。このとき、プレビューモードが自動でオーバープリントプレビューになります。

分版

版名左の目のアイコンをクリックして、各版の表示をトグル。

ドキュメントの任意の箇所にカーソルを合わせると、そこで使用されている各版のインキ濃度も表示されます。

色分解

 [インキ限定]にすると、総インキ量が数値以上のものがハイライトされます。数値のメニューに280%~400%まで20%刻みで用意されていますが、任意の数値の入力も可能です。

[インキ限定]表示でのハイライト

 例えば、

などを白日のもとにさらすことができます。

2.Illustrator

 Illustratorでは[ウインドウ]メニューから[分版プレビュー]パネルを表示して分版プレビューできます。InDesignと比べると、総インキ量を調べる機能がないぶんシンプルです。

 ドキュメントのカラーモードがCMYKのときに[オーバープリントプレビュー]にチェックを入れると、分版プレビューが可能に。同時に、プレビューモードも切り替わります。

分版プレビューをオンに
同時に、プレビューモードも切り替わる

特色版の表示

 [使用されている特色のみ表示]のオプションにチェックを入れておけば、ドキュメントで使用されている特色版のみが表示されます。

 チェックなしだと[スウォッチ]パネルに登録されている特色が全部表示されるので、基本的にはチェックを入れて使うのが望ましいでしょう。

特色の表示切り替え

3.Acrobat

 Acrobat Pro DCの分版プレビューは、メニュー階層が非常に深いので始めるまでが面倒。ツールバーに印刷工程を追加するほうがスムーズです。

[印刷工程]をツールバーに追加

  1. ツールバーの[…]をクリック。[ツールバーをカスタマイズ]を選択。
  2. [ツールバーをカスタマイズ]ウインドウの[追加するツールを選択]をスクロールして[印刷工程を使用]を見つけ、その中から必要なツールをクリック(①クリック)し、[ツールを追加]をクリック(②クリック)します。
印刷工程を追加

ツールバーに選択したツールが追加されます。

印刷工程を追加したあとのツールバー

出力プレビュー

[プレビュー]で[色分解]を選択すると、各版のインキ量を確認できます。

各版のインキ量を確認

オーバープリント箇所、リッチブラックなど素性の詳細なチェックをするには、[プレビュー]を[カラー警告]に。

オーバープリント箇所、リッチブラックなどのチェック

ハイライトのカラーは、項目左のカラーパレットから変更します。

ハイライトのカラーを変更

Acrobatでaiファイルを検査する

 [PDF互換ファイルを作成]にチェックを入れている.aiファイルであれば、Acrobatで「分版プレビュー」「フォントの有無の確認」「画像解像度などのプリフライトチェック」ができます。

               

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